「全生とは、生を全う(まっとう)するという意味」ですが
「八十まで生きても百五十まで生きても全生とはいえません、生を全うするということは寿命を全うするとか、長生きするとかいうことではありません。
生きている力を発揮しきって生き抜くことを申すのであります。いつも溌剌(はつらつ)と活き活きと元気に自分の生きていることそのものが快く(こころよく)、
自分の魂を感じられるよう生きることです。時計が生きていたり、収入支出が活き活きとして、人間が生きていないような生活を百年続けても、全生しているとは申せません。
三十歳で死んでも全生している人はあります。ただ本当に溌剌(はつらつ)と生きればその人の寿命をも全う(まっとう)するであろうことは確かです。
鬱々(うつうつ)としている時よりも愉快な方がめしも旨いし、働いて疲れないし、深く眠れるのです。」 野口晴哉
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