歪んだ体をそのままにして、
病気になるまいとか、便秘をふせぐ為とか、下痢しない為とか、
いろいろと薬を飲んでいる人もあるが、
肝心の自分の体の歪みや、偏って(かたよって)使う習慣をそのままにして、
体の外面のことばかり工夫をこらしているということはおかしい。
体を丈夫にしようと、スポーツに励み、偏り(かたより)発達をして、
体を弱くしてしまう人も少なくない。
偏り(かたより)運動をすれば、偏り(かたより)発育も止むを得まい。
人間はその環境や使い方によって、体の状況を変え、
適応するはたらきを持っているのであるから、
腕を使えば腕が発達し、足を使えば足が太くなある。
スポーツや職業には、偏らせて体を使うことがつきものといってよい。
語録 野口晴哉(月刊全生2020年2月)
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